HEROs AWARD 2017 - Sportsmanship for the future

HEROs AWARD

坂本 博之

こころの青空基金

PROJECT OVERVIEW

児童養護施設出身者である自らの生い立ちの中で経験したことを踏まえて、厳しい現状を抱える子どもたちと向き合い、ボクシングセッションを通して子どもたちと直接交流をし、「こころのケア」をしていくプロジェクト。児童養護施設にいる子どもたちが自分たちの将来への道を切り開いてもらうきっかけづくりを行う。

  • ・他のボクサーと一緒に、全国の児童養護施設を訪問。 ボクシングを通じた交流を行う。(年間40~50回ほど)
  • ・施設に同行した選手の試合に、子どもたちを招待する。
  • ・児童養護施設の子どもたちの就労支援。子どもたちの適性に合わせて職を紹介する。
プロジェクト名
こころの青空基金
取り組む社会課題
親との死別、虐待、貧困。様々な背景を持った子どもたちが過ごす場所、児童養護施設。何かしら心に傷を持った子どもたちは、大人に対する不信感や未来に悲観的な子どもも多い。また18歳で自立を求められ、学びたくても学べない環境がある。
目標/ミッション
「全ての子どもたちは平等に」という理念に基づき、全国の児童養護施設で生活する子どもたちへのこころの支援活動を行うことを目的とする。ボクシングを通した交流により、子どもたちが自分たちの将来への道を切り開いてもらうきっかけをつくる。
活動開始時期
2000年7月~(17年目、継続中)
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COMMENTS

松田 裕雄
株式会社Waisportsジャパン代表取締役
自分自身にしかないリソースを惜しみ無く差し出した文字通り「身を呈した」活動であるといえます。
貧困と教育という人類共通の問題に対して、目的、手段、効果が明確かつ明快に繋がっているという目的整合性、これを全国に展開するという実行性、そして経験をした自分にしかできないという稀少性の三拍子が揃った社会的意義の高い取り組みとして評価できると思います。
極めて必要な取り組みであり、手間のかかるものであることから、支援が必要であるということも背景としてあげられます。
村田諒太
ボクシング/帝拳ボクシングジム
坂本さんの活動は、同じボクサーとして、本当に尊敬しております。
ボクシングというスポーツを通じて、自分にもできることを考えたいと思っております。
まずは、今回受賞された皆様の活動を、いろいろな人に話をすることで情報発信して応援させていただければと思います。この度は、HEROs AWARDの受賞、本当におめでとうございました。
坂本 博之
この度は、HEROs AWARDという名誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。私がこころの青空基金を立ち上げたのが、2000年10月に行った世界タイトルマッチ畑山隆則戦の時であります。2007年に引退してからは、全国の児童養護施設の子ども達へ向けて、支援活動をしております。この活動は、2人が4人、4人が8人……と、いずれ大きな輪となって、青空の下で子ども達が平等に笑顔でいられるよう、願いを込め行っております。これからも、熱い気持ちで頑張りたいと思います。
プロジェクト : こころの青空基金
1970年12月30日 福岡県田川郡川崎町生まれ。2歳前に「鞍手乳児院」へ預けられ、3歳を迎える頃、児童養護施設「誠慈学園」へ入所。その後、一時帰宅と親戚の家を転々としながら、小学2年生の時にネグレクトを受け、児童養護施設「和白青松園」に引き取られる。同施設のテレビでボクシングと出会い、プロボクサーを目指す。1991年にプロデビュー。パワフルなパンチで、「平成のKOキング」、「和製ロベルト・デュラン」と呼ばれた。1993年、日本ライト級チャンピオン。