HEROs AWARD 2017 - Sportsmanship for the future

HEROs AWARD

赤星 憲広

Ring of Red~赤星憲広の輪を広げる基金~

PROJECT OVERVIEW

2001年、足に病をかかえた体の不自由な女性ファンとの出会いをきっかけに、様々な人に“プレー以外でもお返しを”と考え、車椅子の寄贈を始める。2003年から現役を引退した2009年まで毎年1年間、盗塁した数の車椅子の寄贈を続け、通算301台の車椅子を寄贈した。そして2009年の現役引退後もこの活動を続けたいと考え、基金を設立。現役引退後の車椅子の寄贈数は現在までに347台に達している。

プロジェクト名
Ring of Red~赤星憲広の輪を広げる基金~
取り組む社会課題

介護施設や病院など、現場ではまだまだ車椅子が足りていないのが現状。他国と比較してもバリアフリー化が進んでおらず、身体の不自由な方にとって決して暮らしやすい社会とはいえない。
また高齢化が進む中、心身ともに豊かな生活を送るためにもスポーツは欠かせない要因である。

目標/ミッション

一台でも多くの車椅子を贈ること。

スポーツを通した健康推進を目指し、少年野球普及活動にも取り組んでいる。

活動を続ける中でパラアスリートを取り巻く環境が十分ではないという状況に触れたので、今後はパラアスリートの支援にも力を入れていく予定。

活動開始時期
2003年~(継続中)
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COMMENTS

中井 美穂
アナウンサー
プロ野球選手のボランティア活動と聞いて、多くの方が一番に思い浮かべるのは赤星さんのこの活動ではないでしょうか。
俊足の選手というアスリートとしての自分の特性と車椅子を贈るボランティア活動を結びつけ、阪神タイガースのファン以外にも認知を上げ、活動を支持する人を増やす。
彼が塁に出れば、盗塁が成功するかどうかというドキドキとともに、車椅子が必要な方々のことを自然に思い、バリアフリーの重要性についても考えさせることができるこの取り組みは、まさにアスリートだからこそできること。
現役を引退してもなお、継続して活動を続け、さらにその幅を広げていく姿は、まさにすべてのアスリートのお手本となる存在です。
奥野史子
アーティスティックスイミング/スポーツコメンテーター
この度は、HEROs AWARDの受賞、おめでとうございます。
赤星さんがプロ野球の現役時代から長年活動されている、車椅子の寄贈という取り組みは、日本におけるアスリートの社会貢献活動のパイオニアの一つで、スポーツ界で活躍する方々の良い手本にもなっていると思います。
今後も「Ring of Red~赤星憲広の輪を広げる基金~」が、どんどん大きな輪になっていくのを楽しみにしております。
赤星 憲広
この度はHEROs AWARDに選出いただき、ありがとうございます。
これもひとえに活動の趣旨に賛同くださり、支えてくださる皆様のおかげと深く感謝申し上げます。
Ring of Red~赤星憲広の輪を広げる基金~としての活動は引退した2010年から開始致しましたが、車椅子の寄贈に限っては現役時代から継続しており、2003年から2017年までで合計648台の車椅子を団体・施設へお贈りしてきました。
また基金の活動として、これまで車椅子の寄贈だけでなく少年野球の底辺拡大や被災地支援も行って参りました。今後は、ずっと目標としてきたパラアスリートの方へのサポートにも力を入れていく予定です。
私自身、様々な人や環境からこの活動を始めるきっかけをいただいたので、少しでも多くの方にチャリティー活動への興味を持ってもらえるよう、また関心がある方が一歩踏み出すきっかけを作れるよう今後も活動を続けて参ります。
1976年生まれ。1999年亜細亜大卒業後、JR東日本を経て2001年度ドラフト4位で阪神タイガース入団。プロ入り1年目に、盗塁王と新人王を獲得、以後2005年まで5年連続盗塁王を獲得し、プロ通算381盗塁は球団最多記録。2007年1000本安打達成。ゴールデングラブ賞6度受賞。俊足を生かした全力プレーと、2006年からは選手会長としてもチームを牽引するが、2009年9月、試合中のダイビングキャッチで脊髄を損傷、同年12月に現役引退。小さな体格や度重なるケガとの戦い、現役時代から続ける車椅子寄贈活動、野球界発展を目指した野球チーム設立などの自身のあらゆる経験から、現在は野球解説者としてだけではなく、関西大学客員教授や2025日本万国博覧会誘致委員会スペシャルサポーターとして活動している。